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聞き手の喋りに、話し手が力をもらう場所。 [涙活]

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こんにちは、泣語家の泣石家 霊照です。グループリビング綾瀬での落語会が無事にお開きとなりました。お聞きくださった施設の皆様、誠にありがとうございます。落語教室の先輩である「稲荷亭みかん」さんに誘われて参加したこの落語会ですが、とても楽しんで出演させていただきました。高齢者施設は、コンディションも、マインドも様々な方々がいらっしゃいます。それこそ、ただ聞いているだけでもツライ体調の方もいるわけです。よっぽどの方はもちろん「いや!寝ててください!話しなんかどうでもいいです!」となりますが、そこまででない方にはなんとか楽しんでいただきたい。「今日、霊太郎っていうやつの話、ちょっと良かったわ」と思ってもらいたいという思いでやっています。高齢者施設ってどうしても娯楽が少なくて、ずっとテレビがつけっぱなしっていうところも多いですよね、なんかそういう受動的なものじゃなくて、能動的に話を拾ういうか、表情に目を配るというか、そういった意識を使っていただくお手伝いがしたですね。リハビリ。そうすることで、きっと今良く無いものも、将来良い方向に変わるはずなんですよね。

僕は、今回トリを取らせていただいたのですが、いや話が上手いからとかじゃ無いですよ、一番遅く行ったからです(笑)。あ、遅刻ではなくはじめからそういう話だったのでね、大事な用事がったんですよ、いや、そういうと落語会は大事じゃ無いのか!と言われそうですけど、そんなわけないじゃ無いですかっ!あんまりいじめないでください、ええ。とにかく、トリで20分ぐらいでとお願いされたのですが、もう20分のネタなんて無いわけですよ。これはまずなと、、、でウルトラCで1本で20分足りないなら、2本やればいいじゃん!と思いついて、泣語と落語1本ずつやりました。そしたら、おじいちゃんもおばあちゃんも泣語知らないもんだから、「これも笑う話だよね?」というマインドセットなので泣かそうと思うシーンでも「笑う」んですよ。「あはは、おばあちゃん亡くなっちゃったよ!ははは」って。ちょっとショックと言うか、これが本当の笑いだったら「なんてサイコパスなんだ」とゾクゾクっとしましたね演じながら(笑)落語の方は「子ほめ」をさせていただきました。そそっかしいおじいちゃんは居ませんでしたよ、会場には。

途中、「おしり痛い…」と席を立ったおじいちゃんがいたり、ほかの方のウーと言う唸り声に「うるさい!」と怒鳴ったおばあちゃんがいたりと、芸人を飽きさせない観客の皆さんでありましたが、とても気持ちよくやらせていただきました。最後に、「面白かったです、また来てください」と車椅子のおばあちゃんに言われたら、これはまた行くしかないだろう!と逆にエネルギーをいただく一席となりました。どうもありがとうございます!



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