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【映画感想】もしもの世界を、現実にする。 [映像]

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「天使のくれた時間」を観ました。2000年アメリカ製作、ニコラス・ケイジ、ティア・レオーニ主演のファンタジー映画です。物語の主題は「幸せとはなにか?」。このテーマについて、Ifの世界での経験を通してニコラス・ケイジが答えを出していきます。「もしもあの時、別の選択をしていたら?」って、現実の世界では考えちゃいけないこと(というか、考えても仕方のないこと)に分類されると思います。考えたところで、時間は戻るわけではないし(今のところはだけど)、別の選択肢を選んだ人生に横飛びできるわけでもない。

それでも、人間はいつからでもやり直しができるし、生き方を見直すこともできる。何かを変えるのに遅すぎることはない、そこからまた新しい分岐がはじまると、勇気をもらえる映画でした。映画の中でニコラス・ケイジが2つの歌を歌います。一つは現実世界のウォール街で大成功してタワーマンションの広々とした自室で、大声で自信満々にオペラを一人で歌うシーン。もう一つはIfの世界で皆に祝福されながらパーティーでティアに向けて、ハニカミながらもLa La Means I love youを歌うシーンです。どちらも同じ歌で同じ人物が歌っているんですが、何もかもが異なっている。歌う意味も、シチュエーションも。誰かのために歌が歌えることの幸せ。そんな自分でいさせてもらえることは特別なことだと気づけます。

今、2021年。2000年から21年が経った世界に生きるこそ、今この映画を見て、2000年の時のIfを想像して、今の生活を見直し何かを変えてみる、始めてみる。そんなきっかけになる映画ではないかなと思いました。

では、また!




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