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【読み聞かせ】話す方にも救いを! [日常]

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読み聞かせの12神将の中に入るであろう一作は「フランダースの犬」です。なんて悲しい話なのだろうか。忠犬ハチ公よりも切ない。というか来世で救われるという話なのか。せめて絵のコンクールは入賞させてあげるとか、ネロが死んでしまった後に、発見された絵が評価されるとかあればよかったのに。イギリス人作家ウィーダさん、そりゃないよ!と言いたいこ、握手会かサイン会があったら参上してそれを伝えたいです。

唯一のこの話の中での盛り上がりは「なぁんてことだ!」という、台詞が2回あるところ。

ここでバイきんぐのモノマネを入れて自分を奮い立たせています。
親の方も、読み聞かせで乗れる話、いまいち乗らない話、出てきますよね。

では、また!

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【読み聞かせ】じんわり、あたたかい。 [日常]

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中田敦彦さんのYoutube大学でも紹介されていたこの「はぐ」は名作です。そして何より「薄い」ので時間がかからない。読み聞かせの冊数を稼ぎたいお父さんに嬉しい作品でもあります。詳細の解説はYoutube大学に譲りますが、この作品、様々な動物同士や人間と他の生き物たちが、会いたかったよーと言って「はぐ」をするだけの絵本です。

デフォルメされた画、少ないセリフと描写、そして「はぐ」のシーン、簡単至極。僕は、この本のおかげで娘の「はぐ」を取り戻しました。もうですね、2歳にして「おとうさんいやだ!」とすでに父親嫌い始まっとる!?とショックを受けていて、抱きつこうにも避けられていた僕です。。。この本をしこたま読み聞かせ、登場人物の真似をするという、説明をしながら真似をする、これはあくまで真似という姑息な動作を取り入れた読み聞かせにより、娘とのハグを取り戻しました、我ながら泣ける。

僕にとってはそんな実践力の賜物の作品で、本棚から消えることのない永久欠番にしておきたい一冊です。

では、また!


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【読み聞かせ】軍団という個性と行動。 [日常]

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同じく子育てに奮闘中の友達Fさんのオススメで購入した一冊が「ノラネコぐんだんパンこうじょう」です。大人気シリーズで多くのタイトルが発行されています。著者は工藤ノリコさん。悪い気のない8匹の猫たちが自分たちの気の向くままに行動を起こしてどエライことになります。8匹それぞれに特徴はなく、この本を見る限りはリーダーも不在かなと。集団で行動することの楽しさと危うさと、性格よりも「行動」を教えてくれる本です。

色使いがとても柔らかくて、パンも実に繊細にグラデーションをつけています。質感とか本物っぽいです。描き込みもこだわっていて、パンのプライスカードなどもきちんと描いています。こういうところ素敵ですね。読み聞かせる方は、文字を追っているのでそれほど意識はしないのですが、描けば描くほど子供達は絵の世界を細部まで認識しようとスコープを近づけていくのでそこで没入感が生まれると思います。

個性のない猫たちの、個性的な行動。集団心理をアラートさせるものでもあるのかもしれません。それでも、ある程度のいたずらが許容されたり、目くじら立てなかったり、子供なりの責任(ここでは猫ですが)を取らせたりして、世界が流れていく。「寛容さ」が失われていると思われる今だからこその一冊。パン工場のオーナーの態度に敬意を評して、今日もまた無邪気な邪気との楽しい一日に突入していきます。

では、また!

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【読み聞かせ】頭の中の世界の果ての。 [日常]

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ジュナイダの「の」を買った親の読み聞かせの内容の緻密さの…ハマりました。これはすごい、アイディアが半端ない。世界の構造を捉え直したと言うか、神レベルの思考のレイヤーを感じました。読み聞かせなのに、自分が次をめくるのをワクワクしている(子供を置き去りにはしていないつもり!)。久々に感動レベルのクリエイティブに出会いました、すごいなあ。オススメしてくれた友達に感謝です、Mちゃんありがとう。

よく神は細部に宿ると言いますが、あれって創造するものは決して曖昧に物事を作成してはいけない、その曖昧さはせっかく作り上げた世界を瓦解させる亀裂になると言うことをアラートしているのではないかと思います。細部まで詳細な夢がなかなか無いですが、現実世界は嫌味なほどにミクロで構成されています。だから、僕らが夢を意識的に描く時は、細部までリアルに描け!と先輩は言っていたのだとようやく理解できました。

5年後、10年後、誰とどこにいてどんな景色を見てどんな匂いを嗅いで、どんな音の中に包まれているか。想像にズームすればするほど、世界は広がりどこまでもそれがリアルになる感覚が得られる気がします。願わくば、子供達に伸縮自在な思考力をつけて欲しいなと思いました。

大変な時ですが、毎日の発見に心躍らせることができるのは幸せなことです。
では、また!

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【読み聞かせ】自分の中の宇宙と、その外にある世界と。 [日常]

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「ここがぼくのいるところ」は、聞く者に抽象度を上げる訓練をさせるのに最適な絵本の一つと思います。登場するレイヤーがどんどん小さくなり自分に到達し、そこからまた段階的に大きくなって行く。この世の中における自分の位置づけが認識できます。可愛い絵柄なので、眺めているだけでも楽しめます。絵本の柔らかいタッチは癒されますね。

子供の頃は、自分の世界が全てで、閉じて考えがちだと思います。小さいうちから思考を外に向ける訓練をして欲しい、そんな思いでこの本を読んでいます。一緒に宇宙の図鑑も買ったのですが、これはまだ興味を示していません…。この時代、変容するならば環境を変えるのが手っ取り早い。想像範囲の変革なら、秒で始められますのでいいです。

世界と宇宙が当たり前になる、子供達に、世界と宇宙に憧れていた自分は何ができるのだろうか。親としても考えるきっかけを与えてくれます。

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