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落語の友達がいるということ。 [涙活]

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こんにちは、泣語家の泣石家 霊照です。インディペンデント出版社エンド・プレスのDidion02「落語の友達」を落語友達のNさんに勧められて購入しました。多くのミュージシャンが選ぶ落語ネタという切り口で編集された本作品。自費出版作品ということもあり、口コミじゃないとなかなか出会うことがない作品です。持つべきものは友達ですよ、ええ、感謝。

中でも漫才コンビ米粒写経のツッコミであるサンキュータツオさんのエッセイが心地よかった。落語会のフリーペーパー「笑っていーもんかどーか」を取り巻く人たちとタツオさんの絡みと思い出の話なんですが、今のようにネットやSNSがない時代ならではの「情報通」のあり方が写実的に綴られています。親友とは違う、趣味の仲間との距離感が羨ましいほどです。

20人ほど寄稿している中で、もう一人を挙げるなら、ミュージシャンの川本真琴さん。何十年も前、どくだみ荘という雀荘でヘビロテで「愛の才能」がかかっていたことを思い出しました。あの頃は自由というか深い緑のような時代だったと思い返します、そう深緑。なぜか友達みんな深緑(笑)。川本さんがハマったのは、古今亭志ん生師匠。志ん生師匠の日常を描き出しているところが好きだそうです。僕には味わえないなあ。

サブカル的なゆるい編集が魅力です。力を抜きたいときにオススメの一冊。読んだ後、友達と落語に行きたくなるはずです。
https://seikosha.stores.jp/items/5ce4e9f60376c663fb910261


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