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クレイジーは最大の輸出品になり得る。 [日常]

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こんにちは、泣語家の泣石家 霊照です。WBSを見ていたらTPP11のトピックが放送されていました。取り上げられていたのは輸入牛肉のこと。日本への輸入牛肉はほぼ半分がオーストラリアで3割が米国。あとメキシコ、カナダが続くのですが注目されているのはこのカナダです。アメリカとカナダは地続きでそれほど牛の質は変わらず、両方とも穀物肥育。穀物肥育だと栄養が豊富で美味しくなります。ちなみにオーストラリアは牧草肥育のグラスフェッド。そんな味の変わらないカナダ産の牛肉が、TPPの段階的な関税撤廃のおかげで、安く手に入るようになります。

現在の関税は両国とも38.5%ですが、4月以降TPP11が施行されるとカナダは27.5%に関税が下がります。実に10%の差が販売価格に反映されるわけです。こうなると、いろいろなスーパーや外食産業がこぞってカナダ産に走る!ことも容易に想像つきます。吉野家やいきなりステーキはアメリカ産牛肉採用の代表格ですが、果たしてオルタナティブを考えていくのでしょうか。もちろん肉質の差はそれほど無いと言っても違う国の肉なので、各店も味のクオリティを保つことを第一に考えながら選択をして行くことになると思うので、すぐに舵を切るところは少ないとは思います。

また、これから二国間協定の協議に入る米国もこの状況を黙って見ているわけはないと思います。食料品について、TPP11と同水準の関税率の引き下げを条件に出してくるんだろうなと思います。僕ら消費者としては美味しい食べ物が安く買えるようになるのはいいことですが、それよりも日本の輸出も頑張れーと思ったりします。二次素材の輸出は強いのですが、最終アウトプットの輸出が弱いようですね、最近。ソニーのウォークマン的なあれですよね。で、最近、友人のアーティストにいただいたのが、このモールでできたキラークイーンです。

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どうですかこのクオリティ。チャチャチャッと4分かからないぐらいで作ってくれましたからね。どこからどう見てもジョジョの奇妙な冒険第四部の最凶のボス「吉良吉影」のスタンド「キラークイーン」ですよ。モールアーティスト、フジサキタクマ氏最高ですね。前にもらった主人公「東方仗助」のスタンド「クレイジーダイヤモンド」と合わせて戦闘シーン再現しちゃいました。震えるわぁ。こういう、アートの才能もとても有力な日本の輸出コンテンツですよね。才能ある人がどんどん海外で活躍をして、日本の価値を高めて行って欲しいなと思っています。自分もいつか何かで!と胸に刻みます。

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▼フジサキタクマ氏
https://cosmounive.exblog.jp


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