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宝箱からなんと、食べ残しを見つけた! [旅「ヨーロッパ」]

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エジンバラ城付近の大きなゴミ箱は、オシャレな白をしていた。中には日々の消費の余りが集まっているはずだが、乞食は麦わら帽子と犬と一緒にじっと座っていた。寒い冬は凍死する危険もあるので、ベガーは暖をとるために、よく犬を連れている。繰り返される「チェンジ、プリーズ」が耳障りだった。食べ物がないのを知っているのか、彼はすぐ側のゴミ箱を全く漁ろうとしなかった。エジンバラの乞食は施しが与えられることを待っているが、日本のホームレスは違う。ゴミ箱からお宝を発掘する。食べ物を得るための行動を起こす。両国の豊かさの差はあるが、そこにはもっと深い考え方の違いがある。食べ物を乞う者と、家を持たない者。乞食は生きることが目的だが、ホームレスは生き方が目的だ。一切のしがらみの無い自由な生活。それが彼らの哲学である。少し前、宝島の広告がホームレスを路上哲学者と呼んだ。人として生きるために、心に哲学を持つことは賛成だ。




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