トラロックが雨を降らしてくれるから、心配はいらない。 [旅「中南米」]
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紀元前2世紀ごろに建造されたメキシコ最大の都市遺跡ティオティワカン。広い敷地内に3つのピラミッドが点在している。その中でもひときわ目立つのが、宗教儀礼のために建造された太陽のピラミッド。昔は上部の神殿に太陽が真上からあたると、後光に見えたらしい。計算された建築様式は、古代人の頭の良さを示していた。水と農耕の神ケツァールコアトルと雨の女神トラロックが前面を覆い尽くしているケツァールコアトルのピラミッドも美しい。エッジの立った角に、よく磨かれた表面。自分たちが建造できないものを修復する現代人は滑稽だ。人間の頭脳・技術は退化したのか。刺激と便利が溢れる現代は一つの驚きにかまっている暇はない。思考力が落ちていると実感する。お尻の大きい欧米人女性が、手すりのついた長い階段を登るのを見上げながら、古代人は決して落ちることはなかっただろうと思った。9月。まだ日差しは強く麦わら帽子は燃えるように熱かった。
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2005-09-30 01:35
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http://blog.so-net.ne.jp/kenta-ok/2005-10-15-2
太陽のピラミッドを載せました。
by kenta-ok (2005-10-19 00:31)