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冬に咲く五輪の噺。 [日常]

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こんにちは、泣語家の泣石家 霊照です。12月は恒例の春風亭正太郎五夜、正太郎百貨店がございます。去年も楽しませていただきましたこの口演。我らが正太郎先生がゲストの師匠方々をお呼びしての五日連続の口演です。正太郎先生が一番好きなキャラクターは金坊だそうで、残念がらこの五夜の演目には金坊が登場する噺がございませんので、更なる機会にお楽しみいただきたですね。もちろん「五夜全てに行くっしょーっ」と言うのが正解だとは思うのですが(笑)、流石に全ては…というみなさま、二番煎じ、百川、鼠穴、三枚起請、文七元結の何をお選びいたしますでしょうか。悩みますねぇ。

大ネタ人情噺「文七元結」を狙いたいのは当然なのですが、ここは敢えての「百川」にスポットをあててご紹介します。百川は古典落語の一つで、平たく言うとある聞き間違いから始まる、珍問答の滑稽話です。序盤正太郎先生演じる百兵衛のスットボケ具合と、若い衆の狼狽ぶりのコントラストが見ものです。よくカピパラに例えられる正太郎先生ですが、その目ヂカラはかなりのもの。若い衆のそれぞれのキャラクターの目の感じに見入ります。後半、お医者さまが出てきますが、百兵衛の言葉に驚くシーンも格別です。お医者さまのあの偉そうな感じ、いつもながらに重みを感じる瞬間です。

と、僕の好きな一席の見どころをご紹介させていただきました。ぜひ、今年の締めくくりの五夜。思い思いに楽しんで参りましょう〜。

●チケットはこちらから。
https://www.mixyose.jp/mix/


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