SSブログ

運河について調べてみた。 [流山]

スポンサードリンク




こんばんはREISHOです。

突然ですが日本に運河はいくつあるでしょうか。いや〜、すぐ答えを言っちゃいますけど「81」です。では千葉県では?も〜、即効タイプしちゃいますけど「1つ」です。名前は利根運河。流山、野田、柏の3市をまたぎ、全長約8.5km。この利根運河通水したのは何と1890年。明治時代なんですね。以来122年、地域とともにあり続けているってわけです。

ところで運河って普通に暮らしていたら、なじみ薄いワードではないですか?僕はたまたま生活圏内に、東武野田線運河駅があったため、「ピン!」とくるのですが、そうでもないとそれこそ世界史の授業しか触れないのではないでしょうか?では問題です、世界の三大運河といえば?もう、これみよがしにブラインドタッチしますが、バルト海と北海を結ぶドイツの「キール運河」、地中海と紅海を結ぶエジプトの「スエズ運河」、そして中央アメリカの太平洋と大西洋を結ぶパナマの「パナマ運河」です。スエズ運河は約200kmもありますからね、めちゃくちゃ長い。中学生のころ江戸川の土手をランニングするなんていって、運河まで走ってましたがせいぜい5km。200kmなんて走ってたらメロスですわ。というかメロスも75kmぐらいしか走っていないそうですから、もうダメですね、規格外。ちなみに、運河はその他の河川とことなり、人工でつくられた運航路。人々の力で生活を豊かにするために作り出された、技術の結晶なんです。

さて話を利根運河に戻しましょう。利根運河は当時、銚子に流れ込む利根川と東京湾に流れる江戸川をつないで、東北の太平洋側と江戸を結ぶ水運のルートをつくるよう開削されました。通運当初は、37,600隻ほど船が行き来していたそうですが、その航路は1泊2日。1897年に総武線ができて銚子ー東京間が4時間でつながれてからは、衰退していきました。まあしょうがないですよね、船の時代から鉄道の時代、そして車の時代へと。産業革命ですから、当然ながら廃れていきます。

その後は舟運利用が取りやめになり、首都圏の水需要を賄うための水路としての利用にシフト、その役目も2000年に終わり、今では環境用水として利用されています。現在では、キレイに整備された水辺公園に人々が集まり、毎月最終土曜日には地元自慢の産品が集まる「うんがいい朝市」が開催されています。ぜひ一度訪れてみて下さい。地元の生産者さんたちの元気な笑顔に出逢えます。

▼利根運河交流館HP
http://toneunngakouryuukann.web.fc2.com/event.html
※次開催は2月25日(土)8:30〜11:00です。


スポンサードリンク



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。