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新しいYoutube企画をはじめました。 [映像]

こんにちは、泣語家の泣石家 霊照です。新しくI name YouというYoutube番組をはじめました。英語名に日本語名、漢字を当て字する番組です。漢字にはそれぞれ意味が込められています。その込められた意味を説明し、そして何故その漢字を選んだかをお伝えしていきます。

僕は以前バックパッカーとして世界を旅する中で多くの人に出会いました。感謝の気持ちを表す術として物やお金などを持ち合わせていなかった僕は、漢字名をプレゼントをしました。すると、さらにコミュニケーションが広がり、より深く相手と繋がれたのではと感じました。

人は生まれて初めてもらうプレゼントは、両親からいただく名前です。自分が名付け親だ!という大それた気持ちはありませんが、自分の感謝の気持ちを表す方法として、英語名に漢字を当ててプレゼントするというのは、形ある文化交流であると思っています。

このチャンネルを通して、異文化コミュニケーションをとることの楽しさを視聴者の皆さんに感じていただけたら嬉しいです。そして、一人でも多くの人が、人種のことなる友達を作り、未来を楽しく豊かに過ごしていけたらいいなと思っています。友達は大事ですから。

make friends, make future!

https://www.youtube.com/channel/UC6qAJqSrwkX6yMb9nfH-nsQ?view_as=subscriber
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ジョークにならない、濃いメディアン。 [映像]

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こんにちは、泣語家の泣石家 霊照です。皆さんのお宅にはサンタクロースは来ましたか?うちにもサンタクロースさんがやって参りまして、あわてんぼうの息子はサンタさんへのプレゼントのお願いを「早く決めすぎて」て、クリスマス当日には「息子の欲しいものが変わっている」という微笑ましい事態になり、「サンタさんがプレゼントを取り違て置いてった」というハプニングが起こっていました。サンタさん、大変だなあ。さて、遅まきながらジョーカーを見ました。ホアキンフェニックス主演、ロバートデニーロも出演する、あのダークヒーローの大作です。僕の中のジョーカーと言えばダークナイトの時のヒースレジャーなのですが、あのヒースを超えるんじゃないか!?というぐらい、のめりこんだジョーカー観でした。ホアキンフェニックスやるなあ、サインのイメージしかなかったけど、本当に素晴らしい演技でした。あ、そういえばサインの時の父親役デニーロですね。仲いいのかな。

 

ジョーカーの笑いに込められた秘密、バットマン本線につながる伏線、過去を回収していく作業。ストーリーもさることながら、アーサー(ジョーカーの本名)の徐々に壊れていく精神世界、いや既に壊れていたのかもしれないその瞳の奥の黒い靄、そして後半になってくるにつれて増してくるあのカリスマ性。やばい、やばすぎる。精神衛生上決して正しいとは言えない、ムーブメントとというか波が自分の中にも渦巻くのがわかる気がします。暴力描写は押さえているのに、R15指定なのが良くわかる。あまり、純粋な子供は見ると良くないかもしれないです。いや、逆を返せばそれほどまでに、迫力と緻密さと、影響力がある映画なんだなと再認識します。ポップコーン無しで見るのがおすすめです。だって、絶対ポップコーン減らないもの、目が釘付けで。

 

笑うしかない男の、人生。

彼をピエロにするのは、自分自身、そしてあなた自身。

 

1月にDVDリリースのようです!


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街角に氷山の一角が登場する。 [映像]

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こんにちは、泣語家の泣石家 霊照です。原宿のNORTH FACE店で開催中の石塚元太良 Glacier Diary Icy Bay展が本日最終日です。今回の展覧会はもう10年以上にわたってアラスカの氷河をモチーフに写真を撮り続ける石塚氏の最新作になります。店舗入り口には、神々しい程のラムネ色を放ちながら連なる氷塊のワイドな写真が掲げられています。店内にもいくつかの写真が掲示されていて、500部限定で発行された写真集も販売されていましたよ。元さんの写真展に行き毎回思うのが、圧倒的な自然の力、存在感。人が見ている、ましてや写真を撮っていることなど御構い無しに、当然そうなのですが、そこに「有る」というだけ感が半端ないです。無機質なのに、誇らしい、ノーブルですらある。そんな自然に出逢わせてくれる元さんの写真が好きですね。

写真集は「氷河日記」なので、これらの撮影紀行を臨場感たっぷりに知ることができます。旅の随行者としてその緊張やワクワクや、焦燥や落胆をつぶさに感じ取ることができます。元さんの文を読むと、何はともあれ魚を釣りに行き、飯盒炊飯をしたくなるのはなぜだろうか。おそらくそれは、この日記(過去の2冊も含めて)を読むと、食べるという営みが文明から切り離された生活において、いかにエンターテイメントであり、貴重な喜びの瞬間であるかを感じるからだと思います。元さんは被写体にアタックする際は自前のカヤックを使うので荷物が極端に制限されます。何日か野営をして、ポイントに到達するのですが、そこまでの食料はギリギリに制限されます。そんな中でも、いかに楽しく食事を取るか。最優先事項な気がしませんか?あ、一番はもちろん、撮影結果ですがね。

今回NORTH FACEの店舗で展覧会が実現したことには、元太良さんが同ブランドのカタログの写真も手がけているからというのが大きな理由だと思います。そのカタログで見た写真はスイスのマッターホルンだったろうか。旅に対する憧憬を掻き立てられるのは間違いない。写真家という職業と、普段写真を撮る我々との違いはどこにあるのだろうか。失礼を承知で言えば、僕らは誰しもシャッターを切れる。それこそ、写真家以上に日々多くの枚数を撮るカメラを使う方々も多いだろう。待て待てそれじゃあ、写真家は日常的にスナップを撮らないというのか。そんなことはないだろう。でも写真家は何かを撮りたいという確固たる欲求があるはずなのだと思う。日常を切り取るのではなく、それが自分に切り取られるために有ると思えるそんなモチーフ。それを見つけることができる人が写真家なのではないでしょうか。

そんなことを感じて、購入したホームレスが写るノースフェイスのパーカーを握りしめました。
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この時代、起動するのは僕らだ。 [映像]

こんにちは、泣語家の泣石家 霊照です。新元号が「令和」と発表されましたね。「令」という字が強い字だなという印象をもちましたが「れいわ」っていう全体の響が好きです。れいわ=0話って意味にもなるし、ここから新しい歴史がまた生まれるっていう感じでワクワクしてきますね。「平和に成る」の平成の時代に恒久の平和は残念ながら成せなかったじゃないですか、それでもそこに込めた願いというのは旧元号としてずっと残るし、名前と一緒で大切にして行きたいですね。

さて、そんなずっと残るコンテンツ、いや今もなお革新し続ける日本を代表するコンテンツといえば「機動戦士ガンダム」です。40周年を迎えたこの番組の特番「ガンダム誕生秘話」が先日NHKにて放映されました。今では国民的アニメと言っても過言ではないこの作品の当時の苦労から、制作現場の裏話まで充実の50分でした。当初のタイトルは宇宙船団ガンボーイ。ロボットが主役のヒーローものではなく、クルー達に焦点を当てている人間ドラマ感がタイトルから滲み出ています。

最初の富野メモ=企画書には、作品テーマ「自由と義務」、演出テーマ「少年から青春を見上げる」、映像「修羅の連続」とあり、ホワイトベースのクルー達の道程が過酷であることを、監督は初期設定から決めていたようです。主人公はメカオタクで根暗の少年アムロ・レイ。それまでは元気な3枚目かクールな2枚目のように、みんなに愛される主人公という定説を覆した設定は当時としては画期的なことでした。ナヨ主人公の系譜は、その後のエヴァンゲリオンの碇シンジなどにも通じているなと思いました。

ガンダムは4月番組で5時半という事もあり、低視聴率で放送は打ち切りになりました。それでもその後ガンプラから再度火がついて大復活を遂げました。完成された超合金のオモチャでなくて「自分で作るプラモデル」としたところがミソだそうで、作中の好きなシーンを再現したくなるという中高生の心理を上手く突いて当たったそうです。それから映画、音楽、ゲームとどんどん活躍のフィールドが拡散。今春も新シリーズ機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 前夜赤い彗星が4/29にスタートします。

当時の巨匠達の思い出話と苦労話を見聞きして、どんな凄い歴史も一人の情熱から火がついて周りを燃え上がらせて、大地に立つんだなと感涙しました。機動戦士ガンダムがある日本は、まだまだ新しい時代を開拓していけるエネルギーがある国だと思います。

http://www.gundam-the-origin.net
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30年の冒険の軌跡が、見た人の心に波紋を呼ぶ。 [映像]

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こんにちは、泣語家の泣石家 霊照です。
荒木飛呂彦先生のライフワークであるジョジョの奇妙な冒険が、今年で30周年を迎えます。その集大成とも言えるべき展覧会「荒木飛呂彦原画展JOJO-冒険の波紋-」に行って来ました。六本木は乃木坂駅直結の由緒ある新国立美術館で開催されたこの展覧会は、東京から大阪へと居を移して来年まで輝きを放っています。いやあ、本当に行って良かった。9月後半の参戦だっのでグッズとか売り切れまくりでしたが、それでもよかったです、ほんと。

原画展で最大に嬉しいなと思うポイントのは、ネームが見れるところです。ああ、こう言うコマ割りからあのページが産まれたんだと、漫画に昇格していくクリエイティブワークの過程が見て取れるのが最大の楽しみです。あとは、原画に刻まれた「枠外の筆致」も注目に値します。印刷外の部分にも、荒木先生のそのコマとシーンに対する敬意が見て取れるからです。詳しく言うと、擬音語や、風音などの環境線が、コマをはみ出して描かれていることがよくあるので、そこが見応えあるなと。

よく荒木先生がおっしゃっている、気分が乗って来たりするとコマの外に戦いやアクションが飛び出していくと言う現象が目の前で見て取れるので、こんなにリアリティを感じることはないです。キャラクターが勝手に動いていくと言う表現もよく聞きますが、そのことも感じ取れる画が何枚もありました。僕が好きなのは第7部のラストシーンですね。ジャイロがいなくなるときの言葉。ジャイロの魂がジョニイに残す言葉。あの言葉は、頭で考えたと言うよりは、キャラクターから勝手に口を衝いて出たと思えてくるほどに素敵です。

さて、そんな原作原画が立ち並ぶ今回の原画展の目玉は、等身大の12人のキャラクターペイント。空条徐倫、
、広瀬康穂、ブローノ・ブチャラティ、ジャイロ・ツェペリ、ディオ・ブランドー、空条承太郎、イギー、吉良吉影、ウェザー・リポート、東方定助、山岸由花子、カーズと1部〜8部まで満遍なく先生のお気に入りキャラクターが登場してました。制作過程のインタビュービデオも流れおり、これらの絵が生まれた背景や、制作時に思ったことなどもインプットすることができました。ここは撮影できないので写真がなく恐縮ですが。

この原寸大原画は、12枚あることのリズムに注目して欲しいそうで、世の中において12というのは意味がある数字だそうです。言われてみれば、日本の仏像世界の12神将だったり、キリスト教の12使徒だったり、陪審員が12人だったり、1年は12カ月だったり、干支や星座も…12は特別な意味を持つ数字のようです。そして、等身大で描くことで先生は、そのキャラクターがその場にいて欲しいと言う気持ちを表現したと言っています。筆入れが、メイクをしてあげているような奇妙な感覚になると、愛でていると(笑 )

僕もこの12人の前に立ち思いを馳せていると、なんだかこの世界の住人になるような感覚に陥ることができました。カーズに「勝てばよかろう、なのだ!」と面と向かって言ってみたいです。この書き下ろし原画の他にも、ジョジョの様々なシーンのモチーフになっているイタリア絵画の情報や、クリントイーストウッドは、空条承太郎のモデルだなど、見聞きして嬉しい、楽しい情報が満載の展覧会でした。やはり、生の迫力と、エネルギーは違いますね。大げさかもしれませんが、そこに宿っている魂を感じることができますよ。

大満足の展覧会。関西地方にお住いの方は、まだまだ行けるチャンスがあり、羨ましいです。会場を見渡したら結構女性のお客さんが多かった(6割以上!)印象を受けました。グッチや資生堂とコラボしていたり、ルミネでもインスタレーションしていたりとそのファッション、ビューティー関連の事象も多分に影響しているんだろうなあと想定しました。まさに、国民的コンテンツ、最高です!荒木先生!

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▲それぞれ、なんの画かわかりますか?
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