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伝説の怪奇を補充して、自分の中の常軌を掻き乱す。 [日常]

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こんにちは、泣語家の泣石家 霊照です。ホラー漫画家、日野日出志先生のリバイバルコンビニブックスが近所のファミマで4冊鎮座していたので、即購入しました。2,000円。普段コンビニでウィルキンソン炭酸ぐらいしか買わないので、ひさびさに札を出したので新鮮な感覚です、しかも2枚。二千円札のことを一瞬思い出しました、まあすぐに霧散したのですが。コンビニブックスはありがたいですね。特に「古い作品」というと失礼ですね。えーと、伝統ある作品、発刊年が昔の作品はAmazonでもプレミアが付いていたりしますので、とても嬉しいです。日野先生の「蔵六の奇病」なんて5万円くらいしましたよ。

今回購入したタイトルは、地獄の子守唄、毒虫小僧、赤い蛇、魔鬼子。赤い蛇は既に持っているので被っているのですが、6冊並んだ状況の本棚を想像したら買わない理由が見つからない!ということで、振り落とすことができませんでした、いい眺めだなあ。地獄の子守唄はやばいですね。日野日出志先生が登場するいわば独白スタイルです。虐待されて育った子がある時から「空想するだけで人を殺せる能力」を身につけて、次々に人を殺めるという吉良吉影も真っ青のスタンド能力を解き放つ話です。まあこの子の境遇はすごく不遇だったりするのですが、逆恨みで人を殺めたりするので、共感しちゃダメ、絶対。

ラストがトラウマものでして、読者を指差して「きみが死ぬ番だ!」と宣言されます。しかも3日後という期限付き。長すぎず短すぎず、いや現代っ子たちの体感スピードに変換すると24時間ぐらいが妥当ですかね。とにかく、楽しみに読んでくれた読者を震えさせるという手法がディモールト・ベネ。もちろん当時は、出版社にものすごく抗議の電話とかきたと思うのですが、それだけ漫画に力があった時代なんじゃないかなと思うのです。今はネットで手軽に無料コンテンツに触れられますが、誤解を恐れずに言えば、ネットのない時代におけるコンテンツはより洗練選択されたものであったろうと想像します。

生きる伝説の怪奇漫画家。その作品は、今もなお新しい読者を捕まえているに違いありません。


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