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寿司屋の落語会に行くと、二度三度美味しいです。 [涙活]

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こんにちは、泣語家の泣石家 霊照です。本日は田町で行われる春風亭正太郎さんの芝浜落語会を拝聴いたしました。場所は、三田、おかめ鮨というお寿司屋さんです。コーヒーショップで落語を聞いたことはあるのですが、お寿司屋さんはお初。もともと落語は蕎麦屋でもよくやっていた(今もかな?)というので珍しくは無いものなんですね。木板のカウンターをなめつつ、酢飯のスーッとした香りをかき分けて、会場である奥の間の畳の上へ、身を滑らすと既にお客様が沢山。ラッキーにも空いていたポールポジションの席に陣取ってメモ帳とペンを取り出して、スタンバイ完了となりました。

時間きっかりに、お囃子が流れて正太郎先生が登場。夏休みの旅行のお話をマクラに打ちつつ、かけられたのは「七段目」。初めて聞いたネタでした。芝居が好きな若旦那と小僧さんの掛け合いが見事なお噺です。見栄を切る仕草や定吉のお軽の艶の出し方などなど、うーむ手先までピンとしててキレな所作。やはり腕や手を動かす時に、最後どこにどう置くかを考えて動いているからあのようにぴったり決まるんじゃないかなと、そう思いましたね。見どころは指先ですよ、指先。このサゲは忠臣蔵の「七段目・祇園一力の場」を知らないとポカンとなってしまう、当然僕は、グーグル先生にすぐにお聞きしましたよ。

仲入りが入って、後半戦は、千葉の話題へ。あの強風の最中の水戸での仕事のマクラをいただきました。先生はその落語会に8時間かけて行ったそうで、それまで現場を守った春風亭一花さんとの二人会の兄妹愛、うーん美しいです。驚きだったのは、そんな大変な道中なのに、先生より先に会場に着いていた常連さんがいたとのこと。さらにこの芝浜落語会にも来ているというから唸る。うーむ、それだけ愛されたら僕なら本望ですよ、先生と常連さん流石です。さてさてそんな流れからの二席目は「鼠」というお噺。左甚五郎先生が登場する不思議な木彫りねずみが登場するお話しです。子供の虐待のくだり涙でたぁ!

と一人興奮冷めやらぬ、寿司屋での落語会。さらにちらし寿司とお吸い物がついて、なんとなんと3,000円。存分に堪能させていただきました。ぜひ皆様も足を運んでみてはいかがでしょうか?次回は11月ですなぁ。

http://shoutarou.com/schedule1


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