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この時代、起動するのは僕らだ。 [映像]

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こんにちは、泣語家の泣石家 霊照です。新元号が「令和」と発表されましたね。「令」という字が強い字だなという印象をもちましたが「れいわ」っていう全体の響が好きです。れいわ=0話って意味にもなるし、ここから新しい歴史がまた生まれるっていう感じでワクワクしてきますね。「平和に成る」の平成の時代に恒久の平和は残念ながら成せなかったじゃないですか、それでもそこに込めた願いというのは旧元号としてずっと残るし、名前と一緒で大切にして行きたいですね。

さて、そんなずっと残るコンテンツ、いや今もなお革新し続ける日本を代表するコンテンツといえば「機動戦士ガンダム」です。40周年を迎えたこの番組の特番「ガンダム誕生秘話」が先日NHKにて放映されました。今では国民的アニメと言っても過言ではないこの作品の当時の苦労から、制作現場の裏話まで充実の50分でした。当初のタイトルは宇宙船団ガンボーイ。ロボットが主役のヒーローものではなく、クルー達に焦点を当てている人間ドラマ感がタイトルから滲み出ています。

最初の富野メモ=企画書には、作品テーマ「自由と義務」、演出テーマ「少年から青春を見上げる」、映像「修羅の連続」とあり、ホワイトベースのクルー達の道程が過酷であることを、監督は初期設定から決めていたようです。主人公はメカオタクで根暗の少年アムロ・レイ。それまでは元気な3枚目かクールな2枚目のように、みんなに愛される主人公という定説を覆した設定は当時としては画期的なことでした。ナヨ主人公の系譜は、その後のエヴァンゲリオンの碇シンジなどにも通じているなと思いました。

ガンダムは4月番組で5時半という事もあり、低視聴率で放送は打ち切りになりました。それでもその後ガンプラから再度火がついて大復活を遂げました。完成された超合金のオモチャでなくて「自分で作るプラモデル」としたところがミソだそうで、作中の好きなシーンを再現したくなるという中高生の心理を上手く突いて当たったそうです。それから映画、音楽、ゲームとどんどん活躍のフィールドが拡散。今春も新シリーズ機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 前夜赤い彗星が4/29にスタートします。

当時の巨匠達の思い出話と苦労話を見聞きして、どんな凄い歴史も一人の情熱から火がついて周りを燃え上がらせて、大地に立つんだなと感涙しました。機動戦士ガンダムがある日本は、まだまだ新しい時代を開拓していけるエネルギーがある国だと思います。

http://www.gundam-the-origin.net


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